秋のcoffee Special!! この記事をご覧いただいた方限定で、 Flat White(East London Style) フラット・ホワイト 1杯 330円→ 280円! になります。エスプレッソコーヒーにクリーミーなスティームミルクが絡み合った、とても美味しいコーヒーです。スタッフに画面を提示してください。 ※お一人様1杯まで(2017年11月30日まで)
前回のSpecial特集<<コーヒーと音楽>>の第二弾!
●第一弾はこちらから
まずはNORAH’S COFFEE TABLE の新しいメニューをご紹介。
下北沢カレーフェスティバルで好評を得た、北海道直送のキーマカレー(デミカップコーヒー付き)<600円>
Milk Chocolate <ミルクチョコレート> 350円
温かくて優しい味わいのミルクチョコレートに、ジャムクラッカーを添えられています。
前回のspecial特集では、音楽ライターの内本順一さんにお話を伺いました。今回のゲストはこの方。
沼倉康介 (株)アルテスパブリッシング勤務。世田谷区代沢にオフィスを構えるアルテスは「音楽を愛する人のための出版社」として、質の高い音楽関連書籍を多数世に送りだしている。スタッフの行きつけランチ場は『山角』。
ーアルテスさんは、春からラジオ番組を始めたんですよね。番組のタイトルが『music book café』。まさにこの企画にぴったりではないか!と。
沼倉:おつきあいのあったラジオ局で番組に空きが出たということと、アルテスだけではできないけれど、一緒にやってくれる人がいたことで、実現しました。城西国際大学の学生さんが、録音や編集など全てボランティアでやってくださっています。
ー全国で聞けるんですよね?
沼倉:はい。全国60局以上のコミュニティFMで聞くことができます。サッカー中継が始まるからって途中で切られたりもするんですけど(苦笑)。
ー地域情報優先でフレキシブル(苦笑)。下北沢にもコミュニティFMはありますよね?
ー沼倉さんは、聞くところによると、会社でも美味しいコーヒーを淹れる係だそうですね。
沼倉:入社した時、オフィスにはカリタのドリッパーとフィルターはあったんですけど、ポットがなくて。ヤカンはあるんですけどね。だからお湯を注ぐとジョボジョボジョボって。これじゃダメだ!と思って、経費でケトルを買ってもらって、次にハリオのv60ドリッパーを買って。しばらくはミルもなかったんですけど、今年の年明けくらいに、自宅から使っていないミルを持ってきて、しあわせだなぁ〜と(笑)。
ー(笑)。では、しあわせが倍増する音楽、ご紹介ください。
沼倉:田中茉裕の『I’m Here』です。独特の変わった声だけど、こねていない。狙ってあの声を出しているのではなく、素直に出したらあの声だった、という感じが好きですね。切実な叫びが入るんですけど、それが独りよがりじゃないところもいいです。僕の場合、コーヒーに合わない音楽が、あまり見つからなくて。
ーでも、この音はオレンジジュースっぽいな、とかあるじゃないですか?
沼倉:そういう考え方をすればよかったのか!!(笑)ふちがみとふなととパスカルズの『1と2』は、アコースティックなオーケストラなんですけど、ゴージャスな感じがなくて。素朴で響きがゆったりしています。僕は渕上さんの歌声もすごく好きなんです。
ー女性の歌声の方がコーヒーには合いますかね?
沼倉:なぜか今日は女性ばかりになりそうで。だからアラン・トゥーサンを保険で持ってきました。これなら間違いない。誰が見ても「あぁ、なるほど」と思えるんじゃないか、と(笑)。トゥーサンは番茶でもいけますけどね。この『ザ・ブライト・ミシシッピ』は、昔のジャズをトゥーサンの解釈でカヴァーした作品です。
ーこれは?
『Down South』は、ノルウェイのジャズ・ベーシスト、スタイナー・ラクネスのアルバムで、日本盤は出ていないと思います。彼は昨年、ピーター・バラカン氏が主宰している『LIVE MAGIC!』に出演しています(註:ヴォーカリストと組んだデュオ・ユニット=ARVVASとして出演)。とにかく、ウッド・ベースの低音が一番下まで入ってて、声も低くて、すごいです。
そして、これ。持ってくるかどうか悩んだんですけど。そもそも、音楽じゃない(笑)。角田俊也さんという、90年代からアート・グループWrKをやっている方のフィールド・レコーディングなんです。とにかくこれ、集中して通しで聴かないと良さがわからない。かつては馬の墓場で、現在はただの野原に石碑だけが立っている、何も起きていない場所で、音を録音しているんです。僕は幽霊とかそういうもの、全く興味がないんですけど、これを聴いていると“何かいるとしか思えない音”が聞こえてくるんですよね。
ーこの作品、時間はどれくらいあるんですか?
沼倉:2枚組なので2時間以上ですね。これを聴いている時、コーヒー飲んでいたなぁ、と思って。長く何かにのめり込むとき、例えば、これから頂いた原稿を読むぞというときなんかは、コーヒーを4〜5杯分用意して臨むことが多いですね。この作品の場合は、例えば、家族の昔のビデオを観ているとき、まだ幼い子供の姿を観て楽しむ一方で、その背景に懐かしい思い喚起されたりしますよね。それに似ているのかも。意識にのぼっていないけれど、ある感情を引き起こす何かがある、というか。
ーそんな時、コーヒーはどんな役割を?
沼倉:意識を覚醒させるというか、気持ちをゆったりさせるというか、そんな感じですかね。
ご紹介した アルテス さんが放送している ホント音楽のためのラジオ番組 music book caféはこちらをチェック!
取材したのは、音楽ライターの赤尾美香(右)。
▼取材をしたお店
NORAH’S COFFEE TABLE
▼お店情報
店名 | NORAH’S COFFEE TABLE |
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店名カナ | ノラズコーヒーテーブル |
住所 | 東京都世田谷区北沢2-26-25 kuboビル 1F |
TEL | |
営業時間 | 月〜木 9:00〜20:00 金土日祝 9:00〜21:30 |
定休日 | なし |
クレジットカード | × |
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