新たに下北を染めるのはレコードを楽しめるマスタードなあいつ


 

小田急線が地下化したことによって生まれた「下北線路街」に、今月また新たな施設がオープンしました。

 

 

宿泊するだけの時代は終わった–––

 

今回紹介するのは「宿泊するだけではない、街の人と生活を繋ぐ新たなサービスや付加価値を提供する」がコンセプトのホテル MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA

 

まず注目すべきはその名前、マスタード。日本語では、洋からし。ケチャップと共に「あぁ、ホットドッグ食うならオレらなしでは語れねぇわ」と言わんばかりの存在感を放つ、あの黄色調味料のマスタードからきています。

演劇、古着、音楽、カレー…さまざまな文化が融合した下北沢ですが、その中でも音楽を中心に、街のマスタードになりたい、つまりは、街の隠し味のような存在になりたい、という思いをこめてつけられたそうです。なんともクリエイティブ。

 

マスタードホテル1番のポイントはなんと各部屋にレコードプレーヤーが完備されていること!フロントには下北沢の名店であるスタジオ併設式レコードバーJazzy Sport店主がセレクトしたレコード300枚が取り揃えられ、図書館で本を選ぶように、日常的にレコードを手にとり楽しんでもらいたい、との想いが。

 

シンプルだけどスタイリッシュ、いるだけで自慢できる空間

 

下北沢の味のある商店街を抜けると現れる白い建物。

どちらかというとごちゃごちゃしている下北沢駅周辺ですが(そこがいいんだけどね)、エリア一帯はとにかく空が広く開放的。ホテルに行くまでの遊歩道も綺麗に整備され、おしゃれなグリーンが多く植えられていることもあり都心にいることを完璧なほどに忘れさせてくれます。もはや下北住民はここを散歩するだけでもいいかもしれない(いいんかい)。

散歩好きなわたしは、ホテルにたどりつく前から熱量がハンパなく上がりました。

いやいや、四の五の言わず、早くホテルを紹介してくれ!すいません、それではエントランスから始めます。

 

 

 

 

こちらがホテルのエントランス。とにかく開放的で気持ちいい!左に見えるのは併設されているカフェスペース。こちらの紹介は後ほど行います。

 

 

落ち着きのあるシックなフロントには、冒頭でご紹介したレコードが。宿泊者は無料でレンタル可能、お部屋にあるレコードプレイヤーで楽しむことができます。

いやー、レコードって世代じゃないし〜、っていうか、そもそもレコードの選び方とかわからないんだけど?

うんうん、わかるよ。わたしもレコードは触ったことないんだ。でも、大丈夫。初心者でも楽しめるようポップ・ソウル・ジャズなど多種多様なラインナップがそろっているので自分の好きなジャンルを覗いてみて。それでもわからないやつはもうなんでもいい!ジャケットがおしゃれなやつを選んでしまえ!レンタル時にはプレーヤーの取扱説明書もついてくるので一安心。

 

 

あなた好みの部屋を

 

まず紹介するのは2段ベッドがあるスタンダードバンクツイン。子供心をくすぐり、どこかおこもり感のあるこのお部屋は友達との利用に最適!カップルにはダブルベッドが完備されているスーペリアダブル、またはツインのスーペリアハリウッドツインがおすすめ。すべて15m2程とコンパクトながらも無駄のないデザインとあわくそそぐ自然光が狭さを感じさせません。何度も言いますが、全室レコードプレーヤー完備ダヨ!日々の雑音や情報を遮断し、音楽だけに向き合うことができます。

 

 

 

最後はホテルで1番広いお部屋となるデラックスハリウッドツインのご紹介。

 

 

どどーん、どうだ!他の部屋がコンパクトなのに比べ、圧倒的な開放感!こちらの部屋は約20m2のバルコニー付き!バルコニーでレコードから奏でる良質な音楽に耳を傾けるもよし、好きな本を読むのもよし。バルコニーの壁が高く設定されているので周りの目線を気にすることなく寝転がりながらこの贅沢な空間を楽しむだけでもいい。上を見上げればほら、一面の空とあなただけ。

 

 

取材日はこちらの部屋のレコードプレーヤーから音楽が流れていたのですが、素人でもわかる明らかに違う音。知り合いの音響プロに聞いたところ、世界に誇るMade in Japan高級プロオーディオブランドTaguchiのスピーカーを使用しているのだそう!

なめらかですーっと体に音が入ってくる感覚。耳じゃなくて体ですよ?音楽通にはたまらないんだろうな。

 

ホテルのもう2つのかくし味

 

ホテル1階にはもう2つ、併設されたかくし味があります。

 

1つは冒頭で紹介したエントランス写真の横に見えるカフェSIDE WALK COFFEE ROASTERS。店内にある焙煎機でローストしたコーヒーやベーグルを楽しむことができます。

個人的にはぜひテラスにある広いウッドデッキに座ってほしい!開放感のあるウッドデッキで、頬をなでる風や、その風にのって香るひきたてのコーヒーの匂い、下北の独特な空気感を五感すべてを使って感じてほしいのです。

 

 

 

最後のかくし味は40種類もの焼酎が楽しめる焼酎バーくらげ。国産にこだわった多種多様の焼酎が味わえるのはもちろんのこと、こちらにもレコードプレーヤーとヴィンテージのスピーカーが完備され、良質な音楽と選び抜かれた焼酎が訪れた人誰もを心地よくさせてくれます。現在緊急事態宣言中のため休業中ですが、オープンしたら迷わず向かいたい。カクテルとかじゃなく、焼酎っていうのがポイント高いんだよなあ。

 

 

宿泊するだけじゃない、では具体的になにができる?

 

レコードが備わっているのはわかった。でも、マスタードホテルが提唱する「宿泊するだけではない、街の人と生活を繋ぐ新たなサービスや付加価値を提供する」っていうほどではないんじゃ…?

 

もちろんこれだけでは終わりません!こちらのホテル30分500円〜時間貸しプランがあるのです!テレワークとしての利用だけでなく、ママ会の集まりやフリーランスの整体・マッサージ、英会話教室としての利用もOKなんだって!ここが「街の人と生活を繋ぐ」ことに繋がっているのね!使い方は無限大∞かも!

 

ふらっとレコードを聴きにくるだけでもいい。というか、言いたい。「1時間あったら、マスタードホテルでレコード聞くかな(ドヤ顔)」と。

 

その他長期滞在者向けの割引プランもあるので、詳しくは公式HPをチェックしてくださいね。

 

隣接施設で下北カルチャーをさらに堪能

 

マスタードホテル隣には見るからにおしゃれなお店が連なる個店街reload、キッチンや音響・照明機材が揃えられたエンターテインメントスペースADRIFTも誕生!ADRIFTでは今後、国内外アーティストを誘致しホテルと連携したイベントを計画中だとか。あぁ、コロナが落ち着いたら毎日がお祭り騒ぎになるに違いない。

 

 

最後に

 

I LOVE 下北沢では下北線路街に誕生した施設をいくつか紹介してきましたが、未開発エリアも残りわずか。

昔から変わらない下北沢、新しく生まれ変わった下北沢。2つの顔でまだまだ訪れる人を楽しませてくれる街、そんな下北沢からますます目が離せなくなりそうです!

 

MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA(マスタードホテル シモキタザワ)

東京都世田谷区北沢3−9−19

小田急線下北沢駅徒歩6分、東北沢駅徒歩2分

公式サイト:https://mustardhotel.com/shimokitazawa/

 

過去記事:

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