居住型教育施設とは?!12月1日「SHIMOKITA COLLEGE」開業

9月に取材した世田谷代田の温泉施設由縁別邸 代田につづき、小田急線地下化により生まれた線路跡地にまた新たなる施設がオープンしました。

 

由縁別邸 代田を運営しているUDS社が小田急電鉄とHLAB社の三社協働で居住型教育施設SHIMOKITA COLLEGEを12月1日に開業。居住型教育施設とは?誰が、どういう目的で入居できるの?謎だらけの新施設を取材してきました。

 

 

居住型教育施設の正体

 

あまり聞きなれない居住型教育施設。「学生寮」といえばイメージが湧きやすいでしょうか。

 

しかし普通の寮とはもちろん違います。日本で「学生寮」というと、一つの価値観やアイデンティティを形成する人々が集まり、共に衣食住をする場所とイメージするかもしれませんが、ここSHIMOKITA COLLEGEはさまざまな分野を学び、さまざまな世代同士で衣食住を共にすることで新しい経験や知見を得て成長していくことを目的に作られた施設になります。

 

ターゲットは高校生から大学生(新社会人)まで。2年間(高校生は3ヶ月)の入居期間にわたり多くのプログラムを通して互いから学び合います。

 

「なんとなくわかったような、まだよくわからないような…」

まずは施設を紹介していきましょう。

 

 

緻密に設計された空間

 

まず施設に足を踏み入れると目の前に現れるのは玄関、ではなく居住者専用食堂「Relax食堂」。

平日、管理栄養士による栄養バランスのとれた朝夕食の提供が行われるだけでなく、学習やワークショップなども行えるよう席にバリエーションを持たせています。

 

 

こちらの施設『意図せず人が集まる空間作り』を最も重視しており、食堂も自然と人が集まるよう綿密に設計されています。いつでもどこでもPCが開けるよう館内Wi-fi完備、食堂内各テーブルおよび床にもコンセントソケットが設置されており、どんな時でも食堂から居住者同士が気づいた時に話し合いができる空間に早変わり。

必ず食堂を通らないと自身の部屋へ行けないよう設計されていることから、自然とコミュニケーションが生まれる動線とレイアウトが作られています。

 

 

食堂横にある階段を上がった2階には日常的に料理が出来るキッチンスペースと居住者同士の憩いの場となるリビングスペースを設置。もちろん2階でもイベントやワークショップが開催できるよう広々とした空間となっています。

 

実は2階奥の一角、SHIMOKITA COLLEGEの学びの部分を運営しているHLAB社のオフィスが存在しており、居住者だけでなくHLAB社員も日常的に居住者同士の歓談やワークショップに参加し新たな風を吹き込む仕組み作りがされているようです。

学生時代に社会人と接する機会は少なく、そもそも社会人が働いている姿を間近で見ること自体多くないので、それだけで良い刺激になりそうですよね!

 

2階共有キッチンとリビングスペース。リビング奥に見えるスペースがオフィスとなっています

 

 

飾り?アート?至るところに目を引くポスターが

 

施設内を見学しているといたるところに色とりどりのポスターやアートが飾られています。

聞くと、HLAB社が湘南台で運営しているレジデンシャル・カレッジ(学生寮)の居住者と共にワークショップにてSHIMOKITA COLLEGEに飾るポスターのアイディアを出し合い作成したものとのこと!最終仕上げはプロのデザイナーにお願いしたとのことですが、大胆で目を惹くデザインに心が奪われてしまいました。

 

 

 

夢や希望がギュとつめこまれた部屋と憩いの空間

 

部屋は全部で102室。1人部屋から4人部屋まで自身のライフスタイルに応じた部屋を選ぶことができます。

 

バストイレ付きの1人部屋がこちら。15㎡ほどのコンパクトな作りながらも窓が広く、圧迫感を全く感じさせません。机や椅子・ベッド・収納棚など備え付け家具が完備されているので必要最低限の荷物のみで入居可能です。

 

女性にうれしい収納付き洗面化粧台も完備

 

左から1人部屋(バストイレ別)・2人部屋・4人部屋。どこも家具付きです

 

最上階である5階にはキッチンスペースと家庭菜園もできる大きなルーフテラス、4階にはランドリーの待合室と一体化した暖炉のあるリビングスペース、3階には読書や自習が行えるライブラリーと、各階ごとに人が集まれるスペースが必ず設けられており、ここでも『意図せず人が集まる空間作り』が工夫されています。

 

2階リビングスペースと3階ライブラリー。どこも居心地がよく、ほっと一息できる空間に

 

施設こだわりの一つであるという本棚が共有スペースに必ず設けられており、居住者同士が持ち寄った本を本棚に置いていき、自身で本棚を完成させていけくような空間を作って欲しいとの願いで設置されたようです。居住者同士の話のきっかけにもなりますし、自分だとなかなか読む機会のない分野の本に触れることで五感の刺激が育ちます。

 

 

居るだけで多様性が育つ空間へ

 

12月1日から一足先に0期生がトライアル入居中。既に東京・慶応・明治・早稲田などの学生がここSHIMOKITA COLLEGEで共同生活を始めています。

 

現在は新型コロナウィルス感染防止対策の面から外部講師を招いたセミナーは一時中止としていますが、ゆくゆくは周辺大学や外部企業と学びに繋がるコラボレーションを行ったり、下北沢の地域に貢献できるようなプロジェクトを提供していく予定のようです。

 

また外部からの学びだけでなく、居住者が発案し居住者同士で行う勉強会やゆるく開催できる映画上映会など、日々の生活の中で多くの発見や刺激が見つかる仕掛け作りがされています。

 

SHIMOKITA COLLEGEの本格開校は来年2021年4月。現在(12月13日まで)は第1期生の入居者募集中。なるべく多くの価値観に触れることができる施設にしたい、という思いから年齢や専攻科目などバランスを配慮した選考はありますが、人生で一度しかない貴重な学生ライフをここで過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

施設名:SHIMOKITA COLLEGE

開業日:2020年12月1日(火)

URL:https://shimokita.college

住所:155−0033 世田谷区代田5−20−16

小田急小田原線、京王井の頭線 下北沢駅南西口徒歩3分

 

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