タパスがおいしいカフェバーからスパイスの香り!? 〜土日限定カレーを求めて〜【タパシエスタ】|下北沢カレーフェスティバルミスカレー カリィミーまみが行く下北沢カレー探検記

スペイン料理と聞いたら何を思い浮かべますか?

まずはパエリアでしょうか?
あとはアヒージョガスパチョカルパッチョ、スイーツならバスクチーズケーキにカタラーナ。
でも実はもっとたくさんあって奥が深いのがスペイン料理!!

スペインで食べた美味しい料理を日本もっと広めたい!と、
2022年にオープンしたのがここ「タパシエスタ」

スペインにはタパスという食文化があります。
手軽な小皿料理のことで、ワインやお酒と一緒に食べるものとして生まれたもの。日本で言うとおつまみのようなものでしょうか。

冷菜、温菜、乾き物まであるタパスですが、現地だとどんな料理かわからないものばかりだそう。たしかに、アヒージョやカルパッチョくらい日本に根付いたものじゃないと思い浮かびません。
それを日本の方でもわかりやすく、食べやすく、タパシエスタ流のスペインを味わえるカフェ&バーでございます。

カリィミーまみ

ここでは、
もっとみんなに知ってもらいたい、楽しく味わって欲しい、
そんな気持ちで下北沢のカレーを丁寧に紹介していきます。
   
「気になる!」「食べてみたい!」「お腹空いた!」
そんな感情を引き出して、より美味しく味わえるお手伝いを。
下北沢カレーフェスミスカレーのカリィミーまみがお送りさせていただきます!

目次

可愛いピンチョスを味わう

サバチーズ ¥350
とろ〜り卵のベーコンエッグ ¥500

タパシエスタの一押しはピンチョス!
「串に刺したもの」という意味でもある軽食のこと。いろんな食材を組み合わせた表現豊かな料理です。

ここのお店はカレーが出るという噂でやってきたのですが、しっかりピンチョスもいただくことにしました。

ピンチョスおまかせ5種盛り ¥1700もあるので、迷っても安心!

ページいっぱいのメニュー表には16種類ものピンチョスが!!
ヤンニョムチキンギョーザバーグなど、ここでしか食べられないようなオリジナリティがあふれています。デザートピンチョスがあるのもいいですね。

カリィミーまみ

ちょっとずつ通って制覇していくのも楽しそう…!

まずは「サバチーズ」から。

「推したいのはどれですか?」と聞いてこちらを選びました

ツナマヨならぬサバマヨ。
サバの旨味にマヨネーズがマイルドに絡み、ふりかかったチリパウダーの深い味わいがほのかに感じられます。

上に乗っている四角いものがパリパリと軽快な食感を加えてくれて、これがまたいい。
なんとワンタンの皮を揚げたものだそうです。細やかな工夫がひと串に詰め込まれています。

お次は「とろ〜り卵のベーコンエッグ」を。

存在感が素晴らしい

メニューには当店イチ推と書かれていたインパクトピンチョス。
一気にかぶりつけなかったので、串を外してカットしていきます。

見てください、とろっとろ!!
王道ベーコンエッグは最強の組み合わせ。やはり自慢の人気メニューは一味違う。
ピクルス、トマト、オリーブと、これはお酒のおつまみフルコースセットなピンチョスでした。
アルコールと一緒に合わせるのがおすすめ!

カリィミーまみ

あっという間になくなる…すぐに恋しくなる…これがピンチョス…


と楽しんでるうちに、メインが来ました!!

タパスバーがつくる、土日限定 特製キーマカレー

キーマカレー ¥1000(なくなり次第終了)

卵の存在ってどうしてこんなにワクワクさせてくれるのでしょう。
見た目でとろみを感じるひき肉たっぷりキーマからはスパイスの香りが。匂いだけで食欲をそそります。斜めに振りかけられたパセリが、差し色としてもカレーを引き立てています。

横から見たフォルムの可愛さにも注目。
丸みのあるご飯にぽってりとしたキーマ。そしてちょこんと乗った卵黄。
平たくしたご飯を綺麗な形にするだけでこんなに印象変わるものなんですね!

それではいただきます!!

「このカレー、好き…!」となるような、心がおどる味とでも言うのでしょうか。
シャキッと玉ねぎにトマトの甘みを感じるカレー。刺激を感じる辛味ではないのですが、ほんのりじわじわ温かさがあります。お肉たっぷりのキーマはご飯との相性がバッチリ。スプーンが止まりません。

次は卵を絡めていただいていきます!

画像をクリックすると動きます!

見てください、卵が、割れない。この張り具合にはなかなか出会えません。
卵のまろやかさが加わることで、飽きることなく何度も食べたくなるカレーに。一口ごとに深い満足感を味わえます。
そしてカレーをよーく見ると小ぶりなクミンシードが。

少し分かりにくいですが、このような種が見つけられます!

クミンといえばカレーではお馴染みのスパイス
単品で嗅いでもカレーのイメージに結びつきやすく、ウッディで温かみもあるのが特徴。と言っても文章ではなかなか伝わらないのですが、こちらを見かけたら試しに噛んでみてほしい。カレーの中に混じるホールスパイスは食べてる途中で風味の変化をつけてくれます。
食事により楽しさをもたらしてくれるスパイスの力!

カリィミーまみ

激しい辛さはないのに、お店を出てからも残るチリの余韻が。
「美味しかったな…」と満足感を思い出させてくれる、そんなカレーでした。
ごちそうさまでした!

生まれたカレーは店主の味

ランチタイムが16時までなのは嬉しい

ピンチョスが2つ乗ったワンプレートランチ ¥880はレギュラーメニュー。
でもどうして突然カレーを? と思いたずねてみたところ、ピンチョスランチ以外でしっかり食べられるメニューが欲しいと考えた時にカレーを選んだそう。

それは元々は店主がカレー好きな方だから。
いろんなお店で食べたり自分で作っているうちに、「これだ!」という自分が一番食べたいカレーが出来上がったとのこと。それがここの土日限定キーマカレーの味になっています。

カリィミーまみ

「自分が一番食べたいカレー」は絶対においしい説。
新しい味、刺激的な味、どんなカレーも魅力的なのですが、「やっぱこう言うのが好き」となるとなぜかみんなも好きなカレーに近づいていきます。
慣れ親しんだ味に近くなっていくから?

まとめ

自家製のジンジャーエールは新メニューになるかも!?

今回はピンチョスとカレーだけでしたが、メニューは他にもいろいろあります。
スイーツメニューはすべて自家製で、なんと6種類も。アフタヌーンティーセット ¥1700もありますので、甘いもの好きは必見です。

こだわりはドリンクメニューにも
自家製サングリアこだわりミルクティーなど、オリジナルであろう表記がちらほらと。
今回は自家製のジンジャーエールをいただいたのですが、夏に向けて試行錯誤の真っ最中のドリンクとのこと。しっかり効いた生姜の味がたまりませんでした!

ひとつひとつの丁寧さに、料理が大好きな方なんだなあというのが感じられるおいしい時間でした。今後生まれる新メニューにも期待大です!

お昼から夕方を意味するスペインの言葉、シエスタ。
週末のシエスタは、優しいスパイスを感じる「タパシエスタ」はいかがでしょうか?

SHOP INFO

店名:タパシエスタ
住所:世田谷区北沢2丁目23−6 下北沢すみれビル 2階
営業時間:11:30〜23:00

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この記事を書いた人

\スパイスLOVERを増やす/
ほんの少しの知識で美味しさや感じ方が変わる食体験を通して、カレーとスパイスの面白さを広げていく活動をしている。

カレーによって変えてもらった人生を、カレー・スパイス業界に費やしていきたいという思いで下北沢ミスミスターカレーグランプリ獲得。

60種類超えのスパイスを持ち運びながら生活をしていた元アドレスホッパー。現在もカレー目的で県外に出かけることが多い。

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