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下北沢の京王井の頭線高架下に突如現れた広場。
井の頭線高架橋化工事の一部完了に伴い、利用可能となった高架下空間を3年間の期間限定で有効活用する京王電鉄の事業の一環として「下北沢ケージ」が8月19日にオープン!※2019年9月に隣接するロンヴァクアンと共に閉店しました。
新たな下北沢カルチャーの発信地となる場が気になってしかたがない!ということで、お披露目パーティーに参加しました。
パーティーではプロジェクトメンバーからの施設の紹介と、スペシャルゲストとして下北沢が誇るベースヒーローのKenKenさん、俳優の柄本時生さんが下北沢ケージについて登壇されました。
場所をつくる側。つかう側。それぞれの想いをレポートします。
南口から徒歩3分のこの場所は、金網に囲われたイベントパーク「下北沢ケージ」と、アジア屋台酒場「ロンヴァクアン」、そしてコインパーキングから構成されています。ケージの中には昼からは誰でも入れる広場として。夜は飲食の空間。そして様々なイベントやパフォーマンスが行われる場となります。
街の活動を増殖させる場にしたい
下北沢ケージの仕掛け人は左から、プロジェクトの担当者されている京王電鉄株式会社 田原さん。施設運営・イベントを開催する東京ピストル 草薙さん。デザイン・運営を担当する 株式会社スピーク 林さんです。
お三方は下北沢に縁があったことから、街の活動を増殖させたい。という想いで企画を開始しました。
―気になるケージは何に使うのか?
(林さん)囲われた空間で街の人から見える・見られるという関係性のアイデアが浮かびました。演劇やライブはたくさんありますが、何をやっているか覗くことはできません。ここでは演奏をしたり、金網に何かを引っ掛けてもいいし、作ってもいいし、夜には映像を映す事もできる。いろんなことができるきっかけとしてケージをつくりました。
―下北沢ケージをどんな場所にしたい?
(林さん)電車や車の音が鳴り響く場所。街の広場としてなんでもやっていい。東京には自由に使っていい場所が減ってきた。ここは禁止を禁止したいと思っていて、いろんなパフォーマーやダンス、企業のPRの場にしてもいいし、文化的なことをやっていきたいです。
(草薙さん)下北沢にはイベントをする場所がないと思っていて、ここが下北沢のインフォメーション・センターのような場になってほしい。初めて来た人がこんな演劇やライブ、イベントをここに来れば全部わかる場所になればいいと思います。
(田原さん)街の方を含め、下北沢に関わる方が主役になる場所になって、我々はそれを後押ししていきたいと思っています。
下北沢ケージ×音楽×演劇
これからの下北沢に向けて
続いてスペシャルゲストとして登場したのは、ベーシストのKenKenさんと、俳優の柄本時生さん。下北沢で生まれ育ったお二人が、下北沢ケージという新しい場所ができたことについてどのような印象を持ち、新たな下北沢カルチャーを作ってくれるのでしょうか。
―下北沢ケージをみた印象は?
(K)土地が増えた感じですよね(笑)壁だったところに新しく視界が増えた。この5年で下北沢はすごく変わったよね!なにもないところにこういう場所ができるのはいいことだし、ここから何が残って、何ができていくのか楽しみ。
(時)僕は小学校の頃は本多劇場に帰ることが多くて、いつも近くの道を通ってました。しょっぱなバーンと見た時は大丈夫かな…と思ったのが本音。でも実際に入るとすごくいい場所ができたと思いました。
(K)小田急線の踏切もなくなって、道も通りやすくなって、井の頭線の下に下北沢ケージができて、今地元民が何をするかがすごく大事で、下北沢が過渡期ですよね。一番いいところを知っている人たちが良いほうに導けばもっといい街になると思う!
―この場所でやりたいことはなんですか?
宴会!!
(K)まずは宴会!最近話すことが減ってる!下北沢にはおもしろい人がたくさんいるから、ここが交流の足がかりになれば良いんじゃないかな!
(時)演劇の街と言われて劇場がたくさんあって、増える劇場もあれば減る劇場もあるんですよね。とにかく演劇を観てもらいたいし、何かが増えれば良い。楽しい街であればなんでもいい。
(K)時生ちゃんがベースができるから、俺が裏でベースを弾いてあたかも時生ちゃんが弾いてるようなベース演劇がしたいね(笑)。他にもやばいミュージシャンチームと演劇チームをここに呼んで交流させることをやりたい。意外に音楽と演劇って交流する場がないから、いろんな人と出会える宴会をしよう!
―最後に下北沢ケージへエールをお願いします。
(時)こういうところから何かが出来上がっていってほしいです。昔の風情が僕は好きなので、リスペクトを忘れずに楽しんでいただけたらと思います。
(K)いまの子どもたちは下北沢ケージがあることが当たり前になると思うので、子どもたちがあそこがあるからなにかやろう!という考えにもなるだろうので、大人がだらしないことがなく綺麗に最後までかっこいい遊び方をしていってほしいです。
場所をつくる。つかう。共通していることは、下北沢独特の自由な空気感に馴染み、新たな下北沢カルチャーを生み出す場所になるのではという期待…!どんな空間となっていくのかが楽しみです。
下北沢ケージを使ってみたい!という方は公式サイトからお問い合わせください◎
【お知らせ】
ナイトマーケットは毎週水曜日開催予定
17時〜21時30分、下北沢ケージにて「下北沢ナイトマーケット」を開催。古着、古本、レコード、クラフト雑貨、アクセサリー等、下北沢らしい品揃えの夜市。併設店舗 lồng và quán(ロンヴァクアン)のドリンクを手に、線路の下で繰り広げられる夜市が楽しめます。
なおナイトマーケットは今後も、原則毎週水曜日の夕方〜夜に開催を予定しています(貸切イベント時などは非開催となります)
パフォーマンスナイト 不定期で開催予定
■下北沢ケージの公式サイトはこちら
http://s-cage.com/
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